2018-01-01から1年間の記事一覧
バンディード&レイ・フェニックス&レイ・ミステリオvs飯伏幸太&マット・ジャクソン&ニック・ジャクソン(ALL IN 2018/9/1) 米インディー過去最大のイベントのメインを飾った六人タッグ。散々方々で言われている事ですが時間が短すぎますね。一応飯伏は…
オージー・オープンvsクリス・ブルックス&ジョナサン・グレシャム(RPW 2018/8/17) 昇り調子のAOにCCKが立ちはだかったという構図。この試合の鍵はグレシャムでしたね。アメリカインディーでは屈指の業師として知られていますが、この試合でもキレキレのテ…
マイク・ベイリーvsウォルター(RIPTIDE 2018/7/6) 両者間合いで以って緊張感を作り出します。その中で場外へのラナをウォルターが受け止めエプロンの角に投げつけ。ドミネイターとしての力量を如何なく発揮します。そしてこの団体特有の照明・カメラワーク…
マット・リドルvsシェイン・ストリックランド(EVOLVE 108 2018/8/4) ハードコア・ウォーと銘打たれていますがまずはリドルが速攻。場外でシェインが椅子に座らせたリドルへの花道ダブルニーでペースを取り戻します。ストリックランドはLUでの経験が活きて…
鈴木秀樹vs野村卓矢(大日本 2018/6/20) あの「アルファベット一文字」を想起させるようなカードですね。鈴木はIGF出身でしたからね。そして試合の糸も全く弛まない。ピン、と張りつめた空気の中グラウンドで渡り合っていきます。野村はもう完全にこの世界…
ビッグR清水&Ben-KvsYAMATO&B×Bハルク(ドラゴンゲート 2018/7/22) パワーに勝る王者チーム、経験に一日の長ありな挑戦者チームという色分け。とはいえ王者組ビッグベンも力に胡坐をかいているような若手ではない。YAMATO、ハルクというドラゲーの顔とも…
バディ・マーフィーvsムスタファ・アリ(WWE 205 Live 84 2018/7/3) ノーDQというクルーザーの持つ華やかさ、華麗さとは逆方向の形式に果敢にチャレンジした二人。うまく乱戦模様に持ち込めていますね。特にこういう形式だとアリのナチュラルフェイスぶりが…
戸澤陽vsバディ・マーフィーvsカリストvsTJP(WWE 205 Live 70 2018/3/27) WWEらしい管理プロレスとは少し違いますね。統制は通っているが、変な遺恨がないので1vs1vs1vs1という構造になっています。その上要所で共闘しあったり、反目しあったりというのも…
ダービー・アリンvsウォルター(EVOLVE 106 2018/6/23) アリンの奇襲にも全く動じないウォルター。スイシーダを受け止めてシバき倒します。リアルに厳しい攻撃を受けたアリンですが、持ち前の機動力と意外性を活かしてウォルターを崩そうと試みます。それが…
デズモンド・エグゼヴィアーvsジェフ・コブ(AAW 2018/2/17) 序盤は俊敏さでデズモンドが優位に立ちますが、一撃の重みで戦局をひっくり返せるのがコブの魅力。この試合ではバックボーンの投げだけではなく、ラリアットやチョップといった幅の広さを見せデ…
ジェフ・コブvs石井智宏(OTT 2018/5/12) お互いに同じ技をぶつけ合い、耐えあうというある意味石井の世界にコブが訪れる試合となっています。NEVER的な表現とはまた微妙に違いますね。コブもマスクマン、マタンサとしての活動期間があるのでこういう感情を…
クリス・リッジウェイvsマーク・デイビス(PROGRESS 2018/6/24) リッジウェイは相変わらず線の細さによる覚束なさが目立ちますね。以前見たときよりは成長していますが、まだまだシュータースタイルのニューウェーブとして躍り出るには物足りない。という訳…
紫雷イオvs渡辺桃(スターダム 2018/5/23) ドロップキックの打点は高く、レスリングでは隙を見せない。イオは磐石です。その上渡辺に対して優位性を持って試合を進めるという感情のコントロールも表現者として卓越している。まさに逸女という渾名の通り、最…
マット・リドルvsウィル・オスプレイ(OTT 2018/5/12) 異常に気合の入った打撃、関節技の数々にまず驚き、オスプレイのどんな相手とも順応出来るプロレス頭に感嘆し、リドルの唯一無二といってもいいカッコよさに驚嘆。考えと動きが完璧に一致しているとん…
アンヘリコvsキース・リー(PROGRESS Chapter 68 2018/5/6) 余り接点が無い二人なのでどう展開させて来るかと思いきや、キースが動ける部分を封印し強大な壁となりアンヘリコの前に立ちはだかる王道的展開に仕上げてきました。こういう見せ方を習得してキー…
ピート・ダンvsロデリック・ストロング(WWE NXT 435 2018/2/14) 両者とも容赦ない攻撃性をもつ選手とあって、序盤のロックアップからもうバチバチ。CM後ピートが指に狙いをつける厳しい攻撃に転じますが、ロデリックも鉄階段への腰攻めで反撃。NXTというこ…
タイラー・ベイトvsザック・セイバーJr(PROGRESS Chapter 63 2018/2/11) 当代きっての技巧派対決は、やはりというか英国的レスリング対決に。優美で華麗。しかしその中に潜む厳しさ、激しさというものを存分に見せ付けてくれます。ザックは最近オールラウ…
トラヴィス・バンクスvsザック・セイバーJr(RPW 2018/2/4) 最近のザックは攻撃的になりましたね。サブミッション然り、打撃然り。よりアグレッシブになり、ゲームメークをしようという意図が見えます。この試合でも技巧は控えめにして、蹴り合い、打ち合い…
ジョーダン・デヴリンvsティモシー・サッチャー(OTT 2018/2/3) 序盤は硬いティモシー的レスリング。この試合でも表情を作りこんできたティモシーはしっかりとその特有なスタイルで場を支配します。対するデヴリンは今時のレスラーなのでこういう構図重視の…
拳王vs宮本裕向(NOAH 2018/2/2) 拳王の今回のGHC防衛戦の相手はハードコア、デスマッチの名うて・宮本。ということで序盤はカットしていきなりの椅子攻撃でこの試合のベースラインを設置します。ここから宮本が主導権を握っていきますが、どう攻めるか、ど…
デヴィット・スターvsマイク・ベイリー(RPW 2018/2/4) スターはヒールとして振舞っていますね。シリアスヒールとヘタレの中間ぐらいといった塩梅でしょうか。その変幻スタイル、間と間の間にもう一つ技を織り込むスタンスは魅力的です。今は直線的なタイプ…
ロビー・イーグルスvsスレックス(MCW 2018/1/13) スレックスは初めて見ますが、ある程度の体格を持ち、しかも動けるという選手。小さいダイジャックみたいな感じですかね。この試合でも要所で空中技を見せますが、ベースが典型的ヒール・ギミックなのでち…
HARASHIMAvs石川修司(DDT 2018/1/28) 硬めのレスリングからHARASHIMAの腹攻め。ある意味普段使いの戦い方で始動。場外戦のフットスタンプでで石川が流れを引き戻し、リング内への闘争へと戻っていきますが、石川がロープに降られた際リングが破損するアク…
タイチvs内藤哲也(タカタイチ 2018/1/23) 序盤はお互いの立ち位置を考慮した心理戦。内藤の寝そべりポーズにはタイチも寝そべって対抗です。ダーティ・ワークからタイチのマイクスタンド攻撃で主導権を握る形。さらには木槌とメモリアルな試合でも敢えて普…
トラヴィス・バンクスvsTKクーパー(PROGRESS Chapter 62 2018/1/28) 序盤はカットしてバンクスの二連トペにTKのサモアンドロップという大技で試合を紡ぎ始めます。何時にも増してハードな蹴りを繰り出すバンクスに対してTKは見栄えするインパクト大の技で…
HARASHIMAvs遠藤哲哉(DDT 2018/1/14) 公式戦の最終試合ということで遠藤がカウントアウト勝ちを狙うような場面も見受けられましたが基本、真っ向勝負の戦略です。序盤は質実なレスリングを展開していき、HARASHIMAの腹部への攻撃で遠藤にダメージを与えて…
樋口和貞vsマイク・ベイリー(DDT 2018/1/13) 大相撲とテコンドーという異なるバックボーンを持つ両者。 お互いに難しいことは考えずシンプルな打ち合い、張り合い、蹴り合いになっていますね。 しかしそれが功を奏しています。樋口の突っ張りにはベイリー…
キース・リーvsマイク・ベイリー(OTT 2018/2/3) この試合、とにかくキースが格好良すぎる。単なる怪物ギミックではなく、 動くべき所は動き、動かざるべき所は動かない、正に叡智ある怪物といって差し支えない。 ダイジャック戦で見せるようなデカいのに動…
ピート・ダンvsクリス・ブルックス(RPW 2018/1/7) やはりこの二人は地力がありますね。ピートの急襲で幕を開けると場外をふんだんに使い制圧。 鉄の手すりと思しきものに肩をぶつける猛攻。ブルックスが頭から出血してしまうほどに追い込みます。 リングに…
ロデリック・ストロングvsタイラー・ベイト(WWE NXT 433 2018/1/31) UK王座の第一挑戦者決定戦です。 素早い腕取りの攻防から初め、余分な装飾は要らないとばかりに 最短距離でロデリックの腰攻めへ繋げて行きます。 バリエーションの豊かな、そしてグラデ…