プロレスレビューログ

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鈴木秀樹vs野村卓矢(大日本 2018/6/20)

鈴木秀樹vs野村卓矢(大日本 2018/6/20)

あの「アルファベット一文字」を想起させるようなカードですね。鈴木はIGF出身でしたからね。
そして試合の糸も全く弛まない。ピン、と張りつめた空気の中グラウンドで渡り合っていきます。
野村はもう完全にこの世界の住人足りえていますね。変な言い方になりましたね。
こういう試合を行える技量資質がある、ということです。スタンディングでの
間を操る蹴りがその際たる物です。一方の鈴木。その野村をこの世界に誘う担い手であります。
全く隙がない。強者として場を支配します。ストロングBJの、鈴木の試合の中でも、これは異質でしょう。
顔面に蹴りを叩き込んでKOという決着を想像した人はおそらく試合前誰もいなかったんじゃないかな。
鈴木の代わりはいないし、野村の代わりもまたいないのです。

4.0