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タイチvs内藤哲也(タカタイチ 2018/1/23)

タイチvs内藤哲也(タカタイチ 2018/1/23)

序盤はお互いの立ち位置を考慮した心理戦。内藤の寝そべりポーズにはタイチも寝そべって対抗です。
ダーティ・ワークからタイチのマイクスタンド攻撃で主導権を握る形。さらには木槌と
メモリアルな試合でも敢えて普段どおりの立ち居振る舞いを見せます。一方の内藤も
京平レフェリーに楯突くなど制御不能。エプロンでのネックブリーカーで首への布石を打ち込んでいきます。
ここから試合がグッと急上昇。内藤ペースになるとタイチがしれっとベビーフェイス的な雰囲気を醸し出す。
強烈な蹴りやTAKA、金丸の応援など完全にホームならではの設計ですね。新日本本体では
こういう状況は作り出せないでしょうが、TAKA、タイチの主催なのでこの演出もありでしょう。
観衆がタイチと内藤に応援が二分する中、タイチもバックドロップなど普段は見せない技で追い縋って行きます。
さらにはTAKAのアシストから外道クラッチであわやという場面をしっかりと構成。内藤も
いつもより対戦相手に見せ場を譲ってあげていた印象。オンリーワン空間でオンリーワンな試合が見れました。

4.0