ACTION Wrestlingレビュー あのライバル対決が再び!!
ACTION Matt The Mouth's Mysteriously Meaty 29th Birthday Bash Extravaganza 2021/1/8
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Singles Match
アラン・エンジェルスvsアダム・プリースト
AEWロスターでもあるエンジェルス。序盤はエンジェルスが優勢に進めますが
スワンダイブを落としてプリーストが腰攻め。無名のプリーストですが手堅く腰攻めを遂行します。
終盤はエンジェルスの華やかな技を中心に据えて構成。正直10分試合なのでこれ以上広げようもないが、
10分という枠組みの中でオープナーが適切な働きをした内容で好感は持てる。
3.0
Non Title Match
グラハム・ベルvsACマック
荒っぽく乱戦スタート。とはいえ道筋が見えている乱戦ではないので
マックのダイナミックな技を見せつつベルの脚攻めへと移行。
しかしあまり高度なものではないですね。マックが反撃するも最後は両者殴り合って収集つかずノー・コンテスト。
プロレス界にはよくあるストーリーを進めるためだけの試合でした。
2.5
Tag Team Match
ワークホースメン(アンソニー・ヘンリー&JDドレイク)vsバイオレンス・イズ・フォーエバー(ドミニク・ギャリーニ&ケビン・クー)
BLPで鎬を削った両雄が再び激突。序盤から技術で打撃でと競い合っていきます。
一瞬の好きを突きWHがクーを孤立させます。足を中心に甚振っていく、という表現が似合う攻めっぷり。
また、ヘンリーがサブミッションをかけている間にドレイクがロープを足で遠ざけるといった
表現に代表されるように、WHの充実ぶりが光ります。クーがようやくタッチしギャリーニの制圧。
ただここはもう少ししっかりと描きたかった。なし崩し的に終盤に入っていってしまいましたからね。
その終盤は合体技に同時サブミッションと大盤振る舞い。ただここでもしっかりとチョップをキーにする
ドレイクのクレバーさが目に付く。本来はライバル対決と銘打って然るべき試合だったが、
内容でも結果でもWHの完勝にも映ってしまったのは惜しまれるポイントか。それでも素晴らしい試合であることに変わりなく、
個人的にはBLPの連戦より両者の地力が出ていた気がするのでこちらの方が好きですね。
4.0