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【コラム】The Collectiveを100倍楽しむ方法。

【コラム】The Collectiveを100倍楽しむ方法。

今週末に迫ったGCW主催のThe Collective。
元々は今年のレッスルマニアウィークに行われるはずだったこのイベントだが、
COVID-19の影響により延期、この10月にずれ込んだ形となった。
そんな北米インディープロレス界きっての一大イベントの見所を紹介していこう。

日程



10月9日

Jimmy Lloyd’s D-Generation F

デスマッチファイター、ジミー・ロイドがホストを務めるこの大会。
全体的に癖っ気の強いカードが目立つ大会になっている。

注目カード

ブレイク・クリスチャンvsスターボーイ・チャーリー

今をときめく超新星ハイフライヤー、クリスチャンがいきなりお目見え。
対戦相手のチャーリーは初見なのでどういう試合を見せてくれるかが楽しみ。


Southern Underground Pro Presents “Swing of the Axe”

Southern Underground Proが主催する大会。
知名度はこれからなものの、地力のある選手が多い印象。

注目カード

リー・モリアーティvsダニエル・マカベ

究極の技巧派対決がCollectiveで実現。
マカベはCOVID-19後の興行再開以降音沙汰がなかったが本格復帰となる。


AIW Presents “Thunder In Indianapolis”

AIWが主催する大会。
識者からはECW的なコアに楽しめる団体とも評される。

注目カード

リー・モリアーティvsアレックス・シェリーvsトレ・ラマー

モリアーティとシェリーのライバリティーに若手ハイフライヤーである
ラマーがどれだけ入っていけるかが見所か。

ドミニク・ギャリーニvsエリック・スティーブンス

技巧を競う闘いになるか、
あるいはAIW色全開のハードコアになるか読めないという点でも注目のカード。


GCW For The Culture

GCW主催の大会。BLM運動が盛り上がりを見せている中どういう内容になるのか注目である。

注目カード

AJグレイvsデズモンド・エグゼヴィアー

インディーにおける出番こそ増えているものの今一つ代表作を残せていないグレイ。
TVスターとの一戦で何か掴めるか?

ACHvsリー・モリアーティ

9日はモリアーティ大忙しだが、
今後を占う意味でもこの試合は試金石になってくるのではないか。

10月10日

EFFY’s Big Gay Brunch

エフィー主催の大会。
LGBTQをカミングアウトしているレスラーが多数参戦する中で、ジェンダーの本質が問われそう。


注目カード

エフィーvsプリシラ・ケリー

インタージェンダーマッチであることは確かだが、どういう内容になるかと言う点も含めて気になる試合。


Glory Pro Wrestling Presents “Are Ya Wrestling, Son?”

Glory Pro主催の大会。

注目カード

ザ・ノース(イーサン・ペイジ&ジョシュ・アレキサンダー)vsアレックス・ゼイン&ブレイク・クリスチャン

実力派タッグにハイフライヤーコンビが挑む構図。GPっぽさはあまりないが注目のカードである。

ウォーホースvsザッカリー・ウェンツ[インディペンデント王座戦]

AEW出場を経てすっかりそのキャラクターと実力が知れ渡ったウォーホース。
Impactに出演中のウェンツが獲ったらこの王座戦線はどうなるのか?


Joey Janela’s Spring Break 4: Spring Break Forever

"鬼才"ジョーイ・ジャネラ主催の大会。おもちゃ箱をひっくり返したような試合の数々が見られそう。

注目カード

アレックス・シェリーvsトニー・デッペン

シェリーは若手との試合が増えているが、本人もそれを生き生きと楽しんでいる感が伝わってきていい。
デッペンもシェリー越えを果たしたいところだが…。

ジョナサン・グレシャムvsリー・モリアーティ

まだこのカードがインディーに残っていたか!と歓喜したくなるようなカード。
モリアーティにはただの善戦で終わって欲しくない。

ACHvsリオ・ラッシュ

共に元WWE勢であり、夢半ばでWWEを去ったという部分もオーバーラップしてしまうカード。
この試合後のネクストを見たい。


Freelance Wrestling and Freelance Underground Presents “I Don’t Think We’re in Chicago Anymore!”

Freelance WrestlingとFreelance Undergroundの共催。

注目カード

カイリー・レイvsジョシュ・アレキサンダー

Impactでも実現していない夢のインタージェンダーマッチ。
男性レスラーの中でも屈指のパワフルさを持ち合わせるジョシュ相手にカイリーは防衛できるか?

10月11日


Black Label Pro Presents “Threat Level Noon”

注目カード

アレックス・シェリーvsアンソニー・ヘンリー

WWEに行くか?と思わせて結局行かなかったヘンリー。
シングルプレイヤーとしての大勝負がやってくる。

ジョシュ・アレキサンダーvsレイラ・ハーシュ

インタージェンダーマッチはトレンドだが、ただのトレンドで終わらせてほしくないというのも本音。
レイラにとって今後を占うという点でも重要な一戦。

ベスティズ・イン・ザ・ワールド(デイビー・ベガ&マット・フィチェット)vsバイオレンス・イズ・フォーエバー(ケビン・クー&ドミニク・ギャリーニ)[BLPタッグ王座戦]

インディーでも屈指の実力派タッグといえるベスティズ。
昨年BLPで名を挙げたとはいえまだまだ若手のVIFには負けていられない。

SHIMMER Presents “SHIMMER At The Collective”

SHIMMER主催の大会。女子団体である。

注目カード

なし
(不勉強でごめんなさい…)

Josh Barnett’s Bloodsport

ジョシュ・バーネット主催の大会。格闘技色の強い試合ルールが特徴。

注目カード

ジョン・モクスリーvsクリス・ディッキンソン

北米インディーのゲートキーパーと化しているディッキンソンにビッグ・チャンス。
試合内容はもちろん、結果も気になる試合。

サイモン・グリムvsマット・マコウスキー

元WWE勢と元MMA勢の邂逅。この形式ならではの熱い試合が見られるか。

デイビーボーイ・スミスJrvsジョシュ・アレキサンダー

カナダということで絡みがありそうなものだが、日本と北米でテリトリーが違っていたので
ここまで目立った場所での試合はなし(あるかもしれない)。
どういった内容になるのか興味深い。


Paradigm Pro Wrestling Presents “Trapsoul”

Paradigm Pro Wrestling主催。無名の団体だが選手を観る目は意外とあると思う。

注目カード

ドミニク・ギャリーニvsケビン・クー[UWFI Rules Super Fight]

パートナー対決なので、深いものが見られそう。そして試合ルールもたまらなくそそる。
この二人にとってはこれ以上ない形式だろう。



以上見所を軽めにササっと紹介。
もちろんこれ以外にも見るべき試合は沢山あるので是非見てください。
試合はFITE(https://www.fite.tv/)という動画配信サイトで視聴可能です。

試合カードなどの情報は(https://www.pwponderings.com/2020/09/15/gcws-the-collective-2020-schedule-and-announcements/)を参考にしました。