プロレスレビューログ

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OWA Good Troubleレビュー モリアーティvsエドワーズ/グレシャムvsマイロン

OWA Good Trouble 2021/1/30
アーカイブは下記のURLから
Ohio Wrestling Alliance - IndependentWrestling.TV


Singles Match
リー・モリアーティvsオーシェイ・エドワーズ

テクニックのモリアーティとパワーのエドワーズの対比。序盤から上手く描けていますね。
場外でのチョップ鉄柱誤爆というよくある場面転換を利用してモリアーティの腕攻めへと繋げていきます。
一極攻めはただ繰り出すだけだと退屈になってしまうものですが、ここではエドワーズが適度に反撃する場面を織り込むことで
シーンの硬直化することを防ぐとともに腕へのダメージ表現を見せることもできる、という二つのメリットを見出しています。
無論その空論をしっかりとリアリズムに落とし込めたモリアーティ、エドワーズ二人の技量も大きい。
最後はエドワーズが理を超越したパワフルさを見せつけフィニッシュ。10分程度の試合でしたが論拠ある試合で好感。

3.0


Singles Match
ジョナサン・グレシャムvsマイロン・リード

ROHvsMLWでもあるこのカード。グレシャムがROH以外に出るのは珍しいですね。
試合のほうはというと序盤こそマイロンに自由を与えていたものの、すぐさま手練手管、持ち前のテクニックで
グレシャムがマイロンの動きを封じ込めにかかります。関節技でじわじわと体力を奪う正にグレシャム節。
マイロンも反撃の糸口を見出そうとするが、すぐさまグレシャムがマイロンの痛めた脚狙いに切り替え
アンクル・ロックに四の字と教科書に載せたくなるぐらい美しいサブミッション地獄。正直グレシャムの完勝感は否めないが、
マイロンも適切な形で主張できていたのでそこまでマイナスでもないか。

3.0