プロレスレビューログ

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ジョーダン・デヴリンvsデヴィッド・スター(OTT 2019/10/26)

ジョーダン・デヴリンvsデヴィッド・スター(OTT 2019/10/26)

元々はスターがデヴリンを裏切った所から始まったこの抗争ですが、いつしかメジャーvsインディーの
構図を背負う壮大な闘いになってきましたね。アメリカ人でありながらWWEを憎みヨーロッパでの活動を
主戦場にしているスターとアイルランド人でありながらOTTから世界へと羽ばたかんとするデヴリン。
それゆえスターには声援、デヴリンにはブーイングが起きていますね。ただこれも全員が全員同じかと
いわれるとそうでもなく、逆の反応の人も相当数いましたね。そういう背景があるのでレスリングはせず、
荒っぽく始めていきます。とはいえ30分のロングマッチですので抑えるべき部分は抑えていく。
ブレーンバスターで両者転落した辺りから終盤戦。デヴリンのこめかみから出血が出たのはアクシデンタルでしたが、
この二人、生来の対戦相性があまり良くないんですよね。PROGRESSの時にも思いましたが如何ともしがたい部分がある。
そのために対ウォルター戦再びのベルトを巡る攻防を入れ込んだりと、ストーリー重視の流れになってしまっている。
観客の盛り上がりは相当だったので大分下駄を履かせてもらっている部分はありますね。一応メインとしては合格の内容でした。

4.0