スコッティ・デイビスvsLJクリアリー（OTT 2019/10/26）

スコッティ・デイビスvsLJクリアリー（OTT 2019/10/26）

天井からぶら下がったベルトを取る正調のラダーマッチです。
まずこの試合で評価すべきポイントはテーブルやイスを使わず梯子のみで戦い抜いたという事。
最近は物量勝負のラダーマッチが多くなりましたからね。しかも若手の二人がそういう形式で勝負するという心意気。
いわゆるオールドスクールなラダーマッチですね。古くはHBK対ラモンのような、そういう試合を目指しているのは
終盤のラダー上ボディプレスから見ても明白です。ただインディー故どうしてもスケール感というのはメジャーには劣る。
とはいえ相手にダメージを与えその上でベルトを掴むという大前提が二人とも共通認識としてあるのはいい。
技の印象度もラダーの間をすり抜けてのDDTなど淡白にならないように構成されていますね。試合順、期待度からすれば
御の字も御の字、よくやった、と手放しで褒めるべき内容。

4.0