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コーディvsウォードロウ(AEW Dynamite 2020/2/19)

コーディvsウォードロウ(AEW Dynamite 2020/2/19)

金網戦という事で、ケージの怖さ、ウォードロウの脅威を描く形。
その中で自然に流血の要素を織り込み、額から鮮血を流すというオールドスクールな手法に拘っています。
また、ウォードロウのAEWデビュー戦だと思われるので、そういった未知なる強豪という想像を掻き立てる
という部分でも成功している。ウォードロウ自身もコーディの後をついていく形ではあるものの
パワーファイターとして間違いのない働きを見せていました。それに加え、ケージ利用という点で
WWEとは金網の形状が若干違ったのでそこを上手く利用する場面も。とはいえこれがクライマックスではなく、
あくまでも対MJFへの通過点でしかないとストーリーでも謳っている通り、画作りは出来ているが
序盤、中盤、終盤の切り替えという点で見ればまだまだ甘い。場外のアーン、ブランディ、MJFのやり取りで
スイッチングしよう、という狙いが露になっているのは頂けない。もちろんウォードロウを語ろうとなった時、
この試合は間違いなく一つのターニングポイントではあるがもっといい試合だと聞いていたのでやや拍子抜けな感も。
一個前にタッグ王座戦があったので軽めにしたのかもしれませんね。

3.5