ジェイコブ・ファトゥvsLAパーク（MLW Saturday Night SuperFight 2019/11/2）

ジェイコブ・ファトゥvsLAパーク（MLW Saturday Night SuperFight 2019/11/2）

ノーDQとはいえメインをこの二人が務め上げることが出来るのかと少々懐疑的でしたが…。
まずはパークが数週間前のダメージを感じさせない軽快なトペでこの試合にかける意気込みを示します。
そしてノーDQを利用したマスク剥ぎによってファトゥのターンに。パークは相当な出血量でしたね。
ルチャのトラディショナルな手法でファトゥが攻撃を継続していく。パークのリアルにも基づいたぐったりした
受けは経験のなせる業で、この試合を導く方法としては最良の手段で進めていく。中盤からはパークの反撃。
タイムキーパー席のテーブルをぶつけたかと思いきや、ゴングを手に持ちファトゥの額を思い切りかち割りに行きます。
背筋の凍るような憎しみの表現。これは彼にしかできないでしょう。これによってファトゥも流血し正に血で血を洗う試合に。
終盤はセコンドの火の玉やサリーナへのスピアー誤爆などエンターテインに振り切って盛り上げ。私が抱いていた試合前の
不安を吹き飛ばす紛れもないメイン・イベントでした。

4.5