プロレスレビューログ

プロレスを見て思いの丈を綴るブログ。

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WWR+ Pain For Pleasureレビュー アドラvsダンボワーズ/ベインvsデーヴィアン

WWR+ Pain For Pleasure 2021/7/18
Beyond Wrestling - IndependentWrestling.tv


Singles Match
トリッシュ・アドラvsアシュリー・ダンボワーズ

つかず離れずのゼロ距離レスリング。アドラのエネルギッシュさと
ダンボワーズの円運動の美しさは主張できていますね。ダンボワーズはここ最近
出番が増えていますがそれもそのはずで非常にプロレスというものを真っ直ぐに捉えている。
変に曲げることなく筋の通ったスタイルを貫いている。これは褒められるべき点です。
一方のアドラもこの試合においては今まであまり使ってこなかった蹴りという新たな武器を使い始めている。
精度は低いものの、他の女性レスラーと差別化できる可能性があるのでこれはウェルカムですね。
技の崩れ、乱れというものはあるがお互いの主張が混じり合っている、という点において
一定の評価はするべき試合。

2.5


Singles Match
メーガン・ベインvsデーヴィアン

序盤。お互いがしっかりとメイン・イベンターを務められる技量があることを示します。
特にデーヴィアンが良かったですね。ポップな見た目ですが中々の本格派。そこからベインがヒールに変調し支配。
前も言いましたが若手とは思えないほどに落ち着き払っている。これだけ客を見ながら自身に注目を集め
プロレスができる人材が世界に何人居るかということです。彼女は間違いなくメジャー向きですね。
技セットを洗練させていけばもっと上のステージで試合できる日が間違いなく来るでしょう。
デーヴィアンも反撃を見せるもベインの前に屈するというフィニッシュ。WWR+全体、もっといえば
Beyond含む系列全体でベインをプッシュしていこうという狙いが先行しているため試合としては
好勝負と呼べる代物ではありませんが彼女の佇まいは一見の価値あり。

3.0