ヴァイト・ミュラーvsウォルター（WXW 2019/2/15）

ヴァイト・ミュラーvsウォルター（WXW 2019/2/15）

骨と骨が軋み合う武骨な試合、と評するのは簡単ですが
この手のコンセプト・マッチは難しいんですよね。レスラーは最低限の技量は皆持っていて、
そうでなければ決してリングには上がれない。だから不器用、不格好というものを
表現するのは極めて難しい。話が逸れました。このヴァイト・ミュラーという男、
とにかく不器用。昨今の動ける巨漢ブームとは相反する存在です。しかし、だからこそ面白い。
そんなミュラーが一つ技を、また一つ技を、とウォルター相手に打てる手は全て打つ。
いい意味でオールドスクールな試合。もちろん、そのミュラーを完璧にコントロールし切って
期待感を盛り立てたウォルターは流石の仕事っぷりでしたね。

4.0