プロレスレビューログ

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ウォルターvsティモシー・サッチャー(PROGRESS Chapter 62 2018/1/28)

ウォルターvsティモシー・サッチャー(PROGRESS Chapter 62 2018/1/28)

レスリングは泥臭く、一本気な内容。ウォルターの怪物ぶりも全開になっていますね。 そしてまたティモシーの表現力には舌を巻きます。チョップ一つとってもリアルな痛み、 ダメージ観というのを観衆に分からせる。これがどれだけ難しいことなのか、という命題です。 場外戦でウォルターのチョップが鉄柱に誤爆。言わずもがな、ティモシーの本領発揮です。 表情でグイグイと我々を引き込んでくる。さっきまで聳え立っていたウォルターが脂汗をかいている。 ティモシーは腕攻めならぬ手攻めで怪獣攻略へと乗り出します。とはいえ真っ直ぐな道ではなく、 ベリー・トゥ・ベリーをウォルターが押し潰したりという細やかな配慮もなされている。 終盤はウォルターの動物的パワーとティモシーのロジックがピタリと填まっていく。 フジワラ・アームバーでの追い込み、さらには奥の手の腕ひしぎ。全てを出しながら 同門の相棒に立ち向かっていきます。素晴らしいですね。リングカンプ賛歌を大いに歌おうではありませんか。

4.5